究極のコーヒー、コーヒー専門店のためのコーヒー用浄水器選びの結論

コーヒーのための水選び

コーヒーのための水選び /コーヒーの水のサイト

cup 生豆屋さんでちょっとした比較実験を披露されています。
その一部をご紹介しましょう。

抽出条件:
有機栽培ガテマラ(中煎り、酸味系)各25gを中挽きにして、ペーパーフィルター で抽出。湯の温度は90度Cで、それぞれ250cc抽出。濃いめに作ってみました。 使用した水は、比較的入手しやすかったヴォルビック(軟水)、エビアン(硬水)、そして水道水(軟水)です。

結果と考察
(1)軟水・・・ヴォルビック:
口に含んだ時に、まろやかな感じ。喉ごしはガテマラ特有のキリッとした酸味が感じられた。人肌程度に冷ますと、強い酸味を感じた。

(2)軟水・・・水道水(相模原、一戸建て):
酸味が(1)よりも若干強く感じられ、雑味があった。基本的には(1)と同系統の味わいだが、まろやかさが劣る。

(3)硬水・・・エビアン:
酸味はほとんど感じられず、舌には刺激的な苦み。喉ごしも強い苦みが感じられた。人肌程度に冷ますと、かすかな酸味を感じた。

一般的には、カフェインやタンニンといったコーヒーの主成分がしっかり抽出される「軟水」の方がコーヒーに適していると言われています。まろやかで、香り豊かに仕上がる点も「軟水」の長所。
ただ、カフェインが少ない方が良いとか、強い苦みが大好きな方には、むしろ「硬水」の方がおすすめです。
日本の水道水は軟水になりますが、そのまま使うとやはり雑味が感じられました。できれば浄水器や濾過器を使用した方が、より美味しく召し上がれると思います。


cup コーヒーを美味しく淹れるための水の条件

  1. 雑味のない水・・・水道水などは多くの場合だめ。
  2. ミネラルウォーターは家庭的ではない。
  3. 水の硬度は低めの「軟水」が基本的に良い
  4. 好みにより「硬水」が良い場合もある
  5. ガス(炭酸・酸素・水素など)を飛ばした湯冷ましはだめ。
  6. 逆浸透膜の水は避けた方が良い。
  7. pHは5.5~6.5程度の弱酸性水が良い・・・味の主成分である各種有機酸の働きを阻害しない。


cup コーヒーを美味しく淹れるための浄水器

コーヒー


cup 究極のコーヒー、コーヒー専門店のためのコーヒー用浄水器選びの結論

  • コーヒーは一筋縄ではいかない飲み物である。
  • コーヒーは嗜好品である。
  • コーヒーの味を決定するその多くの成分は各種酸(有機酸)である。
  • 数多くの豆種、ブレンド、焙煎、抽出法が混在する中で一種類の水だけで究極のコーヒーを点てるには無理がある。
コーヒーに応じて、好みに応じて、水も替える』ことが可能なコーヒー用浄水器、これが電解還元水生成器である。
電解還元水生成器で生成される数十種類の生成水から選択して組み合わせることにより、究極のコーヒーを淹れることが可能となります。
コーヒー専門店の方なら「お冷」は同時に生成される還元水を提供するとお客様に喜ばれるでしょう。お試しください。


cup 電解還元水生成器による水質の変化過程

電解水素水生成の様子

電解の仕組み
当サイトで推奨する電気分解水の生成方法をご紹介します
一般に使われている浄水器・活水器(磁気水、パイウォーターなど)は原水(水道水)をろ過する過程で、水に含まれている雑味(塩素臭など)を取り除く目的で使用されます。そのため、原水の水質そのものを変化させる訳ではありません。全国の水道水はその水質がそれぞれ違うのですから、同じ豆で同じロースト、同じ淹れ方をしても飲む地域で違った味になってしまいます。
ところが、電気分解で生成されるイオン化水は抽出者の意図するコーヒーを入れるためのコーヒー用の水を簡単に作ることができます。
超軟水⇒中軟水⇒軟水⇒弱硬水⇒硬水⇒超硬水と選り取りみどりです。
  1. カートリッジで浄化された水が電解槽に流入。

  2. 電解槽の中は隔膜で区切られており、水そのものは自由に移動できない仕組みになっている。陽極室に入った水は酸性水側から排出され、陰極室に入った水はアルカリ水側から排出される。

  3. 電極に直流電流を負荷することで水中に溶解している電解質がその性格に応じてプラス側とマイナス側に分かれる。

  4. +極(陽極)側にマイナスイオン(陰イオン)の電解質が引き寄せられる。

  5. -極(陰極)側にプラスイオン(陽イオン)の電解質が引き寄せられる。

  6. 電極と隔膜の間はわずか数mmしかない。そこを水が流れる。

  7. 電極の材質は長期の通電、負荷、腐食に耐えるべく、ほとんどの>ーカーは白金焼成チタン(写真下、左)を採用。一部>ーカーは『ミクロ白金チタン』(写真下、右)を採用している。

  8. 安定した水質を持続させるには電極間の通電率を低下させないこと。そのために効果的な電極の洗浄が大切になる。